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におわないビネガージェルリンス

更新日:2021年8月21日

(所要時間1分、材料費100円程度)

前回作成したりんご酢ジェルリンスは使い心地に対しては好評の声をいただきましたが、ニオイが....という声もありましたので、におわない改善バーションのレシピを考案しました。


前回の問題点 → オーガニックリンゴ酢はニオイが強過ぎる。リンゴ酢もお寿司、酢の物につかう普通の穀物酢でも問題は点はほぼ同じ。’


今回の改善点 → ホワイトビネガー(楽天などで2’リットル800円程度)は匂いがほとんどなく、使用中にもほとんど違和感がない。




作り方の説明の前に、私、Kateが考える脱科学物質生活について。


日本のご家庭では、月のマークとか、ライオンのマークの消臭スプレー、お掃除スプレー剤を利用なさる事が多いと思います。ニュージーランドにもそのような商品が流通していないわけではないけれど、圧倒的に品数が少ないです。それはなぜでしょう?


ヒントはこちら。酢の瓶の利用表示をご覧ください。


ドレッシング、ピクルス....



シーフード料理、そして.....家事


そうなのです!ニュージーランドの家庭では家庭の掃除、除菌、消臭、洗濯に酢を使います。日本の酢の瓶表示に、寿司、酢の物、掃除にご利用ください。とはあまり見かけないですよね?


このホワイトビネガーの原材料はなんだろう?確認すると、100%ホワイトビネガー。

これって、原材料の説明ではないような?


ということで調べてみると、ホワイトビネガーの原材料はとうもろこしや大麦だそうです。


このままもう少し話を脱線させてください。


顔、首のまわりに原因不明のかゆみ、湿疹が出る場合、一度シャンプーとコンディショナーに含まれている化学物質を疑ってみてくだい。もしかしたら、洗髪方法をせっけんと酢に切り替えるだけで改善するかもしれません。同じことが消臭スプレー、柔軟剤などにも言えると思います。


身の回りのケア、掃除材料を酢、重曹などの自然なものに置き換えることのメリットは他にもたくさんあります。


* 収納スペースが節約される

* 無印などのシンプルな容器に移し替えると瞬時におしゃれなミニマリストになれる

* お金の節約になる


使い方はYoutubeなどでたくさん紹介されています。私Kateは、これらを試す価値は高いと考えます。



さて、話をリンスに戻します。アトピー肌の人にとって、酢でリンスをする難しさは液体が首に垂れてきてヒリヒリすることだと思います。この問題を解決できるジェルリンスの作り方をご紹介します。せっけんでアルカリ性に傾いた髪を、酢で酸性に戻すための作業ですが、ゆっくりとリンスを洗い流してしまうとやはり皮膚がヒリヒリとしみます。洗い流すときは一気にダーッとやりましょう。



では、早速作ってまいりましょう。


材料

ホワイトビネガー(楽天などで2’リットル800円程度)

キサンタンガム(東急ハンズの手作り化粧品コーナーやアマゾンで購入可、小袋300円程度)


(材料と器具)



1.  きれいな容器にキサンタンガム小さじ1~2杯とホワイトビネガー少量を入れる

  (しっとり感を追加したい場合はグリセリンを大さじ1~2杯追加。その場合、グリセリン→キサンタンガムの順だと完成時間が短縮される)


(キサンタンガムを容器に入れる)


(酢を少し注いで水分を行き渡らせる)



2 . キサンタンガムに水分が行き渡るまで数秒間容器を振ったり揉んだりして、容器いっぱいまで酢を注ぐ。最初はこんな感じ分離しているが、放置しておくといつのまにか粉が溶ける。



3. 1日程度待ち、粉が溶けてジェル状になったら出来上がり!



(最初は粉っぽくても大丈夫。一晩~1日くらい待つときれいなジェル状になる)


注意:

● クエン酸水、レモン汁は雑菌が繁殖するため2週間くらいで使えなくなります。長期保存が可能なすすめの材料は酢です。酢は殺菌効果が高いため、きれいな容器を使用していれば腐る心配はありませんが、成分が劣化するため4週間で使い切るくらいの小さめの容器をご利用になることをおすすめします。


● ホワイトビネガーにもほんのり酢のにおいがありますが、髪が乾くころには消えてなくなりますし、酢には消臭効果、殺菌効果があるため頭皮を健康に保つ効果が期待できます。


● キサンタンガムの量が足りないとリンスジェル状にならずアトピーの首に垂れてきてヒリヒリします。使用を開始する前にジェル状になっていることを確かめ、もしとろみがたりなければキサンタンガムを足してください。溶けにくいですが、1日程度放置してから容器を振るときれいに混ざりジェル状になります。


● 潤いをプラスしたい場合、グリセリンを追加してください。キサンタンガムはグリセリンに溶けますので、まずは最初にグリセリン、次にキサンタンガム、最後に酢の順番で容器に注ぐとすべての材料がすぐに溶けます。順番を間違えても心配ありません。容器を振ったり、きれいな箸でかき混ぜて1日程度放置しておけばいつの間にか材料が混ざります。




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